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座間版 公開:2019年7月26日 エリアトップへ

町美化、地域活性の契機に 安斉元投手、団体を設立

社会

公開:2019年7月26日

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あいにくの空模様の中、座間駅前でゴミ拾いに取り組む参加者=提供写真
あいにくの空模様の中、座間駅前でゴミ拾いに取り組む参加者=提供写真

 座間市出身で横浜DeNAベイスターズの元投手・安斉雄虎さん(27)がこのほど、町の美化に取り組む市民団体「クリネクトざま」を立ち上げた。座間駅前で行う月1回のゴミ拾いを機に、座間駅前の地域活性化や座間の次代を担う若者の新たなコミュニティの創出をねらう。

 生まれも育ちも座間の安斉さん。高校卒業後に地元・座間を離れ、2014年10月、プロ野球引退を機に地元に戻ってきた時のこと。座間駅前にあった知っているお店がいくつかなくなっていることに寂しさを覚え、「座間駅前を元気にしたい」と考えたのが、団体設立のきっかけ。「何ができるか」を模索する中で、知人が地域活性化のためにゴミ拾いをしていることを知り、実際に座間駅前を歩いてみたところ、ゴミが落ちていることに気付いた。「町がきれいになれば、町に愛着が湧くのでは」。まずは、月1回、座間駅前のゴミ拾いから始めることに決めた。

 初開催となった7月14日。安斉さんの呼びかけで地元・入谷地区に住む市民を中心に11人が集結。あいにくの空模様となったが、ピンクのビブスを着用し、ゴミ拾いを行った。「まだ身内感が強い」。今後は、座間の次代を担う地元の若者を中心に声をかけ、「ゴミ拾いの場が新たな地域のコミュニティになれば」と安斉さんは語る。

 「とにかく最初は続けることが大事だと思う。自分1人でも必ず月1回はやる」と安斉さん。

 次回は、8月11日(日)午前9時から10時。座間駅東口ロータリー集合。参加希望者は手ぶらで直接同所へ。

 詳細などは、同団体のフェイスブックページで確認を。

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