女子プロボウリング 高坂選手がツアー初戦で優勝
厚木市在住のプロボウラー高坂麻衣選手(28・厚木プラザボウル)が4月15日から17日の3日間で行われた、DHCレディースボウリングツアーの開幕戦で優勝した。
17日に東京ドームボウリングセンターで行われた決勝は、予選を勝ち抜いた上位4人によるステップラダー方式で争われた。トップシードの高坂選手は、若手の中嶋由美選手(ストライカーズ西船ボウル)と対戦。4位で決勝に進出するも1回戦、2回戦で接戦をものにし勢いにのる相手だったが、第一フレームから4連続ストライクを叩きだし波に乗ると、終始リードする形で危なげない勝利を挙げた。スコアは224対213。「自分のペースで戦えた」と冷静な試合運びで勝利を手にした。
高坂さんは「オフの時期のトレーニングの成果が結果につながったと思っています。ぶれがなく安定した投球ができた」と振り返る。1月から3月のオフシーズンで鍛えたのは、技術よりも体力面だったという。加圧トレーニングでの筋力強化をはじめ、下半身の粘り強さや肩甲骨まわりの柔軟性を向上させた。
初代女王が貫録の勝利
日本女子ボウリング機構(LBO)が主催する同ツアーは、昨年立ち上がった新しい女子プロツアー。高坂さんは昨年、2勝を挙げポイントランキングで初代女王に輝いている。
初代女王として挑んだ今回の試合は、予選となる第1・第2ラウンドでもトップのスコアで通過。完全優勝で、貫録を見せつける勝利となった。
高坂さんは、両親の影響でボウリングを始め、中学生から本格的な練習を積む。2006年にプロ入りし、これまでのプロトーナメントで、今回を含め5勝を挙げている。
「今年もポイントランキング1位を狙いたい。願わくば、賞金ランキング、アベレージランキングでも1位になれると嬉しい」と2年目の抱負を語った。
ツアー第2戦は、5月20日(金)、千葉県船橋市のストライカーズ西船ボウルで行われる。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|