厚木市立病院(厚木市水引1の16の36)は3月1日から、通院患者向けに市総合福祉センターロータリーと市立病院エントランスを往復する無料シャトルバスの運行を開始する。平成28年7月までの予定。
シャトルバスは、病院の建替え工事で病院利用者用の駐車場数が減少することを受け、通院患者の代替アクセス機能を確保するために実施するもの。駐車場は、現在の180台から最大で約90台にまで減少する。
運行は、神奈川中央交通(株)に委託。28人乗りのマイクロバス一台を市総合福祉センター起点に、午前8時から午後1時まで一日5往復走らせる。運行日は、土日祝と年末年始(12月29日から1月3日)を除く月曜日から金曜日までの毎日。また、バス側面には市マスコットキャラクター「あゆコロちゃん(市立病院用)」のイラストが目印として入る。事業費は2583万8千円。
市病院整備担当課では「新病院の建替えに伴う駐車場の減少で、通院患者の皆様にはご不便をおかけいたします。しばらくの間、通院の際はシャトルバスなどのご利用をお願いします」と話している。
ちなみに、同病院の年間外来患者数は16万2627人で、一日当たりに換算すると672人になる。外来患者が集中する午前8時から午後1時までの時間帯は、駐車場の混雑も慢性化。そのため、新病院ではこの混雑解消へ駐車場数を約250台にまで増設する予定となっている。
市立病院は、平成15年4月に県立厚木病院からの移譲を受けて開設。現在、使用している施設は築45年以上と老朽化が進み、建替えが急務となっていた。建設基本計画では、今年8月から第I期工事を開始。同26年4月に第I期工事を終了させて病院機能の70%を稼動。全面完成は同28年9月を予定している。
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