今月16日の解散を受け、12月4日公示・16日投開票となった衆議院議員総選挙。各党による事実上の選挙戦がスタートした。小選挙区神奈川16区(厚木市・伊勢原市・愛川町・清川村・相模原市の一部)では、民主の前職と、自民、共産、維新の新顔3人がそれぞれ立候補の意向を示している=11月26日現在。
今回の総選挙では、民主党前職の後藤祐一氏(43)=1期が再選をめざす。新顔では自民党参議院議員の義家弘介氏(41)が鞍替えで立候補を予定。共産党の県央地区委員会地区委員長の池田博英氏(50)と、日本維新の会からは会社役員の富山泰庸氏(41)も立候補を予定している。
民主・後藤氏
後藤氏は東京大学法学部卒業。1992年に通商産業省(現経済産業省)に入省し、2005年に退職。09年の総選挙で初当選。約3年間の実績を問い、中小企業対策を中心とした産業・雇用の振興、地元発電の着手などを訴える。
自民・義家氏
義家氏は明治学院大学法学部卒業。高等学校教諭を経て、横浜市教育委員会教育委員、内閣官房教育再生会議担当室長などを歴任。2007年に参議院議員初当選。教育再生会議の提言実現や強い経済を取り戻すなどの政策を掲げる。
共産・池田氏
池田氏は日本大学法学部卒業。日本共産党国会議員団事務局や同党衆議院議員南関東ブロック事務所などを経て、現在は党地区委員長。消費税増税の反対、TPP反対、原発ゼロをめざし、再生可能なエネルギーの活用などを訴える。
維新・富山氏
富山氏は米ペンシルベニア大学大学院修了。01年から吉本興業所属のお笑いタレントとして活動。現在は医療介護サービス会社等を経営する。「維新八策」で自立する個人・地域・国家の実現や、航空・宇宙分野等の産業誘致等をめざす。
期日前投票は12月5日から15日まで市役所(8時半〜20時)、10日から15日までは依知北公民館、荻野運動公園、南毛利公民館(9時〜20時)でも行われる。
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