神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

厚木市 旧パルコビルを購入 価格は8億5000万円

政治

公開:2012年12月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
市が購入した旧厚木パルコビル
市が購入した旧厚木パルコビル

 厚木市の小林常良市長は11月30日午後、臨時の記者会見を開き、中町の厚木パークビル(旧厚木パルコ)を同日付けで取得したと発表した。今後は「(仮称)あつぎ元気館」として基本計画に沿って、2014年3月の改修工事完了を目指して整備を進める。

 厚木パルコが入っていた厚木パークビルは1994年3月に竣工。2008年2月に全館営業を終了して以降、約4年間にわたり閉鎖状態が続いている。

 厚木市がビルの権利者である三菱地所(株)に、譲渡を要請したのが11年9月。その後、今年度の当初予算案に土地購入費などを計上し、準備を進めてきた。

 取得した不動産は土地(2606・10平方メートル)、地上10階、地下2階の建物(延べ床面積2万5345・98平方メートル)のうち、三菱地所(株)が所有していた部分(76%)。建物の残り部分の権利は東電不動産(株)が所有したままで、市によると共同所有者になる東電不動産(株)との間の調整で、建物は厚木市が活用することで決まっている。

 取得価格は、土地と建物を合わせて8億5000万円。市は当初、取得に9億円を見込んでいたが下回った。市は現在開会中の市議会12月定例会に、改修工事等の費用として約24億7000万円の予算案を提出している。可決され次第、整備に入る予定。

 映画館が入っていた同ビルの9階で会見した小林市長は「ここを核に、厚木の中心市街地の官民一体となった施設としてにぎわいを創出していく。こういったコンセプトをもってビルの中身の建設に入りたい」と話した。

 市は売買契約の締結に先駆けて21日、(仮称)あつぎ元気館整備基本計画を策定。基本的な整備方針について【1】文化・芸術、生涯学習機能の導入【2】商業施設の導入【3】中心市街地における公共施設の最適化・効率化を掲げている。ビル9階にあった映画館の扱いについて小林市長は「難儀している。いろいろな知恵を出して絞り込み、方針を出したい」と語った。
 



樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

記念映画「キックオフ」

厚木市

記念映画「キックオフ」

クランクインに向け結束

3月14日

フェンシングで全国準V

フェンシングで全国準V

ブイ・マイ・チーさんが快挙

3月14日

子育て、防災関連手厚く

愛川町当初予算

子育て、防災関連手厚く

2年ぶり不交付団体に

3月7日

受診目安、スマホで確認

厚木市

受診目安、スマホで確認

子育て世帯向けに試行

3月7日

44年ぶり重文指定へ

清川村

44年ぶり重文指定へ

二ホンオオカミ頭骨など

2月28日

電子化へ利用自治会募る

厚木市回覧板

電子化へ利用自治会募る

役員負担軽減へ6月開始

2月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月7日0:00更新

  • 2月7日0:00更新

  • 1月17日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年3月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook