厚木市は12月12日、整備を進めている商業と公共の複合施設、(仮称)あつぎ元気館(旧厚木パルコ)の新名称を「アミューあつぎ」に決定したと発表した。1月から順次テナント部分の内装工事に入り、4月下旬のオープンを予定している。
名称については、市民公募で応募があった284点のうち、選考を経て最終候補となった6点で市民投票を実施。投票総数1417票から約27%にあたる389票を獲得した「アミューあつぎ」が最も多く支持を得た。
応募者は鳶尾在住の公務員、鈴木俊寛さん(42)。アミュー(AMYU)とは、集まる・遊び・厚木の「A」に未来の「M」、夢の「YU」を組み合わせた造語。この日はロゴマークも発表された。デザインは厚木市出身の建築家で同施設の監修アドバイザーも務める石上純也氏に市が依頼した。
同施設は厚木パルコが入っていたビルを市が2012年11月に8億5千万円で取得したもの。地下1階から地上4階を商業施設、5階から8階を公共施設、9階を映画館として整備する計画で準備している。改修費用は24億7140万1800円になる見通し。
市によると12日現在で、21区画あるテナント部分のうち4分の3のテナントが決定。同施設整備担当の佐藤明課長は「商業施設と公共施設の相乗効果や連携などソフト面の充実が大事。周辺商店街との連携もお願いしながら回遊性を高められるようにオープンまでに詰めていきたい」と話した。
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