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褪(あ)せない無声映画の魅力 活動弁士を招き上映会

文化

公開:2014年2月7日

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「子宝騒動」上映時は大きな笑いが起きた
「子宝騒動」上映時は大きな笑いが起きた

 睦合北公民館(鈴木泉館長)で2月1日、映画の歴史を学ぶ講座と活動弁士付きの無声映画の上映会が専門家を招き行われた。

 この催しは、普段触れる機会の少ない伝統文化を体感してもらおうと同館が企画したもの。小学生から高齢者まで、幅広い世代の29人が参加した。

 活動弁士とは昭和初期ごろまで活躍していた、無声映画に台詞やナレーションをあて、解説しながら盛り上げた職業のこと。落語などの日本独自の話芸文化から生まれたと言われている。

 当日は、活動弁士付き無声映画公演を行うオフィス・アゲインの松田豊代表(51)と活動弁士のハルキさん(51)を迎え、短縮版の「血煙高田の馬場」、「チャップリンの放浪者」、「子宝騒動」の3本が上映された。どの映画も1910年代から30年代に製作された古い作品ばかり。


 ハルキさんは「自分は映画の再生機。昔の映画の素晴らしさを伝えたい」という思いのもと、声色や調子を巧みに変える豊かな表現力で映像に臨場感を与えていた。ドタバタ喜劇の「子宝騒動」上映時には、コミカルな役者の動きに話芸が加わり、会場からは笑い声が起こるなど、大いに盛り上がりを見せた。

 参加した三田在住の小桜直美さん(48)は、「活動弁士がいる無声映画を実際に観たのは初めて。臨場感があってとても面白かった」と感想を話した。

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