「B級グルメ」スポットに 圏央道厚木PAがリニューアル
圏央道厚木パーキングエリア(PA)の商業施設部分が、相模原愛川インターチェンジ(IC)〜高尾山IC間の開通にあわせて6月28日(土)午前8時から、内回り(海老名方面)・外回り(八王子方面)ともにオープンする。施設の目玉は、高速道路では全国初となる「B―1グランプリ」公認の全国ご当地グルメエリアだ。
中日本高速道路株式会社によれば、物流や人の流れが交錯する厚木PAの特性を生かし、全国各地のご当地グルメを楽しんでもらおうと今回「B―1グランプリ」とのコラボレーションに至ったという。
全国のご当地グルメを販売するのは「B―1グランプリキッチン(内回り)」と、「B―1グランプリ賑わい屋(外回り)」。当面は「夏をのりきる『麺まつり』」と題して、勝浦タンタンメンやなみえ焼きそばなど、店舗ごとに違った商品を提供。およそ3カ月ごとにメニューを入れ替えていくという。フードコート形式だが、内回りにはテイクアウト用の店も置かれる。このほか、厚木名物とともにB―1グランプリ公認商品が買える店も両方向に出店する。
店舗数は内回りが4店舗、外回りが3店舗。内回りでは厚木の名物であるとん漬、秦野市のラーメン店「なんつッ亭」プロデュースの限定ラーメンなどが食べられる店もある。外回りには「あっさり」をキーワードにした管理栄養士監修の週替わり定食などの店が登場する。
駐車場の台数は以前と変わらず、どちらも大型32台、小型42台。法令上の制限により、一部サービスエリアのように一般道からの利用は出来ず、PAに入るには圏央道の利用が条件となる。
ご当地キャラのイベントも
初日の28日と翌29日には、オープンイベントが同PAで開かれる。厚木市マスコットキャラクターのあゆコロちゃん、愛川町観光キャラクターのあいちゃんなど、県央地域のご当地キャラクターが集合。サービス券がもらえるじゃんけんイベントなどが行われる。
中央道・関越道まで連結
圏央道の相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通は28日の午後3時。開通に伴い、厚木ICから中央道、関越道までがつながる。
国土交通省と中日本高速道路の調査によれば、昨年3月の海老名IC〜相模原愛川IC開通後、国道129号線船子北谷交差点や、金田交差点で大型車の交通量が減少。厚木市では今回の延伸により、更なる渋滞解消に期待を寄せている。観光誘致に力を入れるのは市観光振興課。「今まで都内には厚木の自然をアピールしていたが、それとは違ったやり方で、沿線自治体からの観光客を誘致する方法を考えたい」と話した。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|