任期満了に伴い4月3日告示、12日投開票の日程で行われる神奈川県議会議員選挙。立候補予定者への事前説明会が3月9日に厚木市役所で開かれ、現職3陣営が出席した。厚木市選挙区の定数は3人のため、無投票の公算が高まっている。(3月10日起稿)
立候補を予定しているのは堀江則之氏、山口貴裕氏、佐藤知一氏の現職3人。
自民党公認の堀江氏は71歳。厚木市役所職員などを経て1979年に厚木市議当選。83年に初めて県議に当選し、現在7期目。地方創生と少子化対策、子育て支援と教育改革や、2020年オリンピック・パラリンピックを見据えたインフラ整備を施策に掲げる。
同じく自民党公認の山口氏は42歳。厚木市議を経て2011年に県議初当選し現在1期目。自民党県議団政務調査会副会長を務める。福祉・医療施策の進歩実現や文化・芸術スポーツの神奈川づくり、県行政施設等の統廃合による厚木の第2県庁化などを訴える。
45歳の佐藤氏は民主党公認。2003年に厚木市議初当選。11年から県議を務め1期目。民主党・かながわクラブ県議団副団長。子育てと働く女性への支援、安全で安心な美しい街づくり、高齢社会に備えた医療・福祉サービスなど社会保障政策の充実を訴える。
市役所本庁舎で行われた事前説明会には、市選挙管理委員会職員のほか、厚木警察署と厚木郵便局の職員が同席。選挙日程や、選挙運動用の自動車、ハガキの扱い方等の説明がされた。
2011年に行われた前回の選挙は前述の3人のほか、みんなの党(当時)新人の井上武氏、神奈川ネットワーク運動新人の山本智子氏、民主党現職(当時)の鈴木裕二氏が立候補。6人で3議席を争い、投票率は36・29%だった。
3月2日現在の同選挙区有権者数は18万277人(男性/9万3317人、女性/8万6960人)。
(=中面で県内立候補予定者への本紙アンケート結果を紹介)
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