市内妻田東に住む北村純一さん(70)が6月4日、神戸市老人福祉施設連盟などが主催する「ろうごの日に寄せる川柳」で最優秀賞を受賞した。
この川柳大会は、2008年に同連盟が6月5日を「ろうごの日」と定め、高齢者が希望を持って生活できる社会をめざすことを目的に開催されるイベントに合わせ、行われるもの。北村さんは今回初めての応募で、全国から集まった2367句の中から「年金の枠いっぱい夢描く」が1句のみの最高賞に選出された。
この句は、「年を取ったからできることがある、年金生活でも嬉嬉として楽しそうに暮らしている人がたくさんいるんだよ」という、老後世代への前向きなメッセージが込められている。
北村さんは毎日、俳句・短歌・川柳を3作品ずつ作り続け約20年。会社勤めと自治会長をこなす今も、平均で1日5件は新聞や日本各地の大会などに応募し、入賞数は数知れず。創作は自己流で、「日本の言葉が好き。嫌なことも忘れて夢中に向き合えることが魅力」だという。
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