市内金田に住む鈴木徳章さん(67)と鉈落香さん(65)は、地域の清掃をボランティアで行っている。
「汚いのが好きじゃないんだ。暇つぶしだよ」。そう口をそろえる鈴木さんと鉈落さん。2人が清掃するのは、金田地区周辺の道路や公園、中津川の河原など。最初に2人で清掃したのは妙純寺裏の中津川側道およそ600m。昨年11月ごろから、雑草が生い茂り、車がすれ違えないほどだったという同所を、平日に1日平均で5時間、1カ月以上かけて雑草を取り除き、今ではスムーズに通行ができるようになった。その作業量は「ステンレスの鎌を4本ダメにした」ほど。
元々は、別々に清掃活動を行っていた2人。今も建設会社に籍を置く鈴木さんは、「仕事が入るまでの体力作り」と言い、荒天の日も約1時間の散歩を日課にし、その最中のごみ拾いを欠かさない。金田陸橋から相模原に向かう129号の側溝から土のう袋180袋分の泥を一人でかき出したこともあるという。鈴木さんは「多いごみはたばこの吸い殻や空き缶。掃除は誰でもできること。少しずつでもみんなでできれば、きれいな町になる」と話した。
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