以前はイトーヨーカドーの駐車場として使用され、現在はコインパーキングとして使用されている広大な土地(市内田村町)に、動きがあった。
土地の南側と南西部分にはマンションが建つ予定。建築主は総合地所(株)(本社:東京都港区)、設計・施工は(株)長谷工コーポレーション(同)。マンションは鉄筋コンクリート造、高さ44・7m、地上15階建てで住戸数222戸。タワーパーキングも併設する。基礎工法は、30mほど穴を掘り鉄筋と生コンを流し込む現場造成杭で、騒音などを低減する。工事期間は2018年4月15日から20年4月30日を予定している。
10月22日、(株)長谷工コーポレーションによる説明会が開催された。「(仮称)厚木市田村町計画 新築工事」説明会と題され、地域住民約20人が参加した。
工事関係車両搬出入口は東側に1箇所、南側に2箇所の予定。南側道路(市道A―248号)は現在幅3・49mから4・83mと狭いが、工事後約6mに拡幅する予定。2m分は市に帰属する形になるという。
質疑応答では、「現状でも車がすれ違いもできない。通学路にもなっており、なるべく使わないでほしい」など、地域住民は南側道路の危険性を訴えた。長谷工コーポレーション担当者は「今後、市と協議し、それに基づきしっかりと考慮し、対応・回答させていただく」と話した。
物販店舗と保育所
残りの半分以上の土地については、10月18日付けで看板が設置された。
事業者は(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区)、鉄骨造2階建ての物販店舗と保育所が入る予定で工期は18年5月1日から19年3月31日を予定。取材に対して(株)セブン&アイ・ホールディングス広報担当者は「まだ検討段階で詳細はお答えできない。出せるタイミングで説明する」と回答した。
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