神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ドイツ国際平和村を訪問 ボラ活動に取り組む藤原さん

社会

公開:2017年12月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
自由に絵を描く子どもたちと触れ合う(藤原さん=写真右=提供)
自由に絵を描く子どもたちと触れ合う(藤原さん=写真右=提供)

 東日本大震災以降、ボランティア活動に取組む、市内恩名在住の藤原大さん(38)。10月22日〜26日に洋服20kgを携えて、ドイツ国際平和村を訪れた。戦争や内戦で傷ついた子どもたちを救済する施設の様子を聞いた。

 ドイツ国際平和村は、オーバーハウゼンにある施設。紛争地域で傷ついた子どもたちの治療援助や診療所の設立、国内での平和教育普及など、活動は多岐にわたり、今年で設立50年となった。2017年10月現在約200人の子どもが平和村で暮らし、日本人スタッフは20人ほどが在籍。休学、休職してボランティアに参加する学生や社会人もいる。

 藤原さんの訪問は、昨年11月に続き2度目。17年前から同施設への寄付金送金などを行ってきた。初日に、日本で集めた洋服を現地スタッフに届けた藤原さん。日本のライオンズクラブからの支援に刺激を受け、ドイツのクラブも寄付に協力したという経緯があり、施設では日本への感謝の念が強いという。

 2日目の施設見学では、子どもたちと触れあった。藤原さんは、ドイツ国内から学生たちが平和村を訪れ、「子ども同士が交流して平和意識を高めている姿が印象的だった」と話す。また平和村の施設整備や改築を、ドイツ国内の企業が社会貢献の一環で行うこともあり、企業の社会貢献活動は日本よりも一般的だといえる。

 今回藤原さんは、印刷会社を営む父の協力を受け、平和村の活動を周知するポスターを制作、持参した。今後は、厚木市内で掲示に協力してくれる施設や飲食店などを募るつもりだ。

 2度の訪問を終え「平和村の活動がもっと注目されれば、戦争のない世界が実現できるのではないかと信じています。そして日本でも平和村の活動を知ってもらい、支援や周知に繋げられたらと思っています」と話している。

 ポスターの掲示やドイツ国際平和村の活動に興味がある人は藤原さん【携帯電話】080・1060・5822へ問合せを。

平和村の活動を知らせるポスター
平和村の活動を知らせるポスター

年末年始もご遠慮なくお電話を

24時間365日専門スタッフがお迎えにあがります 0120-177-166

https://www.e-nagataya.com/

<PR>

厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6

スギ花粉、例年より「多い」

スギ花粉、例年より「多い」

県予測、ヒノキ「平年並み」

12月27日

地域でゆず湯に協力

地域でゆず湯に協力

清川村 「別所の湯」

12月27日

療育支援へおもちゃ寄付

中央労金厚木支店

療育支援へおもちゃ寄付

2000年から継続

12月27日

水泳3大会で入賞

厚木市在住 森拓海さん

水泳3大会で入賞

12月27日

ソフトボール大会で優勝

ひまわり・やまがら連合

ソフトボール大会で優勝

12月27日

年内最後の「森もり市」

年内最後の「森もり市」

若宮公園で12月28日

12月27日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月20日0:00更新

  • 12月13日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook