市内唯一の映画館、アミューあつぎ9階の「アミューあつぎ映画.comシネマ」が11月9日(金)の上映をもって閉館することになった。現在同映画館を運営している(株)シーズオブウィッシュの撤退に伴うもの。厚木市が10月23日に発表した。12月下旬には、新運営会社により新たな映画館が開館する。
同館は2008年に閉館した厚木テアトルシネパークの再生事業者として、14年にアミューあつぎのオープンとともに開館。以来、シネコンとは一線を画したミニシアター、地域に根差した映画館として親しまれてきた。(株)シーズオブウィッシュの青山大蔵代表は本紙の取材に「”地域のコミュニティの場としての映画館”としてお客様との交流を重視し、スタッフの人材育成にも力を入れてきた。信念を貫くため自社のみで経営してきたが、資金繰りの悪化で撤退を決断した」と話した。
利用者は地域のシニア層も多く、年間シネマ会員は述べ6900人。会員証の有効期限までは新映画館で特典が受けられる。市の発表によると「新映画館の運営会社や映画館の名称、開館日などは、決まり次第発表する」としている。
![]() 交流場となっているロビーに貼りだされた感謝のメッセージ
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