プロ野球元楽天監督の野村克也氏(83)の講演会「凡人の強み」が11月20日、大磯プリンスホテルで開かれた。これは厚木市上古沢に専用球場・宮澤スタジアムを持つ星槎グループが、社会貢献活動の一環として実施したもの。
当日は同グループの学生、学校関係者、近隣住民ら800人と、全国の同グループ内へのテレビ会議システムを使ってのネット配信で400人が参加。「こんなに多くの人が来てくださったが何かの間違いじゃないか、私は長嶋茂雄ではありませんよ」とジョークを交えてあいさつすると、満員の会場からは笑いが。
野村氏は、自身の生い立ちから、プロ野球での活躍、監督時代のエピソードを次々と披露。現在の楽しみは星槎国際高校硬式野球部に所属する孫・忠克君(2年)の成長を見守ること。「孫の試合を見たことがないので、そろそろ応援に行かないと。学生のみなさんは、夢は見るだけでなく叶う」とメッセージを送った。
同校硬式野球部の土屋恵三郎監督は「涙を流して講演を聴く姿も見られた。学生の励みにもなったと思う」と話した。
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