活動報告 厚木警察署の新築が実現 神奈川県議会議員 山口 貴裕
厚木警察署がいよいよ再来週12月25日から新庁舎での業務を開始します。
ここに至るまでの発端は、平成24年9月の本会議一般質問でした。厚木地区の県有施設の再編整備、県組織の厚木への集約化とともに、以前から要望の強い警察署建替えについて問いました。
建設後半世紀が経ち狭隘が著しく、庁舎内の配置が複雑なため窓口が判りづらく、エレベーターがないため高齢者や障がい者に不便であるなど利便性に欠けていることを指摘。またセキュリティの面でも、任務遂行の面でも多大な課題・懸念があり、県内唯一のセーフコミュニティ認証都市にふさわしい警察署へと、最優先に建替えの対象にするべきと強く要望し見解をただしました。
その後、黒岩知事が現場に赴き建替えが決定。平成26年に基本設計、平成27年に実施設計費が組み込まれ、28年度から新築がスタートしました。
いのちと財産守る拠点
新築の厚木警察署は敷地3600平方メートル。RC造地5階建、延床面積約6400平方メートルの構造・規模です。災害に強い警察署として耐震、火山灰、水害への対策がとられました。また近隣住民への配慮として、圧迫感を軽減するため庁舎棟の配置を工夫。さらにプライバシーへの配慮としてルーバー(薄板を平行や格子状に並べた物)を設置しました。
駐車は60台可能になり市民・県民の「いのちと財産を守る拠点」として、地域から頼られる警察署として整備されました。
来年1月31日の竣工式には、所管する防災警察常任委員会副委員長として出席する予定です。長きに渡り厚木警察署移転新築に尽力し、副委員長として竣工式に出席できることに、感慨深い気持ちでいっぱいです。
これからも建物のハード面だけでなく警察官の増員や交番・駐在所の適正配置、さらに治安インフラの整備・充実に努めます。また郊外等への防犯カメラの設置や防犯灯、道路標識や白線など市民、県民の安心・安全を守るソフト面にも注力し、市民、県民の「いのち」を守ることに努めます。
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11月8日