神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

厚木市内11カ所で絵手紙教室の講師を務め、現在年賀状展を開催中の 萩原 トミエさん 上荻野在住 68歳

公開:2019年1月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
萩原 トミエさん

「ふだん着のわたし」輝く

 ○…「健康のために階段はなるべく使わないの。歩きましょ!」手作りの柿渋バッグを持ち、きびきびと歩く。念願のマッサージチェアは「折角買ったのに座る暇がないから埃かぶっちゃって」とお茶目に笑う。あふれ出るような活力を、絵手紙の中に勢いよく迸らせる。

 ○…清川村生まれ。林業に従事する父と専業主婦の母、姉2人に弟の4人きょうだいの中で育った。幼少期からの得意技「木登り」は、いまだに梅の実採りや柿もぎに活かされている。宮ヶ瀬中学を卒業後、ソニーに入社。工場でオペレーターとして勤務するなか「素朴な人柄に魅かれて」生涯の伴侶を得た。4人の子宝に恵まれ、夢中で子育て。手製の洋服やセーター、子どもたちが「母の味」と今も愛するミートソースやまぜご飯など、日常生活のあれこれにたっぷりの愛情を込めた。

 ○…子育てがひと段落したのち、民生委員や更生保護女性会など、地域活動に従事。絵手紙に出会ったのもそのころだ。役員をしていた公民館で企画した絵手紙教室に、自分も参加。真似ることではなく独自性を活かせるところにハマった。習い始めて半年後には講師の資格を取り、教える側に。20年経った今は、市内11カ所に60代〜80代の生徒が約100人。各教室で月に1度、笑顔のやりとりをしている。

 ○…絵手紙は「大きく描くほど想像が広がるから」はみ出すくらいに描くのがコツ。「上手いも下手も気にせず、ふだん着のままの自分でいいんです」。特別な道具どころか「ポキンと折った割り箸や枯れた紫陽花の茎が、いい筆になったりするのよ」と、やまぬ好奇心と探究心で、唯一無二の1枚を描き続ける。ちなみに最も大きな作品は畳1枚分ほど、荻野公民館の体育室に掲げられた『荻野讃歌』がそれだ。

厚木・愛川・清川版の人物風土記最新6

福澤 有輔さん

県警駅伝で連覇を果たした厚木警察署駅伝チームの代表を務める

福澤 有輔さん

厚木市水引在勤 43歳

12月20日

小倉 みさきさん

神奈川県保育賞を受賞した

小倉 みさきさん

愛川町半原在住 53歳

12月13日

磯田 恵美さん

令和6年度ボランティア功労者厚生労働大臣表彰を受賞した

磯田 恵美さん

厚木市鳶尾在住 77歳

12月6日

堀米 綾さん

12月に保健福祉センターで開かれるコンサートに出演する

堀米 綾さん

厚木市在住

11月29日

長澤 徳勝さん

清川村鳥獣保護協会の会長を務める

長澤 徳勝さん

清川村在住 65歳

11月22日

倉永 丈雄さん

T&Tボクシングジムの代表を務め、11月25日に後楽園ホールで初の自主興行を行う

倉永 丈雄さん

厚木市旭町在住 45歳

11月15日

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月20日0:00更新

  • 12月13日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook