2018年度ソニー幼児教育支援プログラムの入選発表がこのほど行われ、厚木市下荻野にある子中保育園(大塚貴史園長)が奨励園に選ばれた。
同プログラムは、子どもたちの「なぜ?」を大切に、感性・創造性・主体性を育成する観点から、「科学する心」を育むことを目的に、2002年から始まった。今回は、全国30都道府県の幼稚園・保育所・認定こども園から146件の応募があった。
同園は「科学する心を育てること〜0歳から芽生える“?(はてな)”の心〜」と題し、4、5歳児の3Rプロジェクトや、3歳児のハチミツプロジェクトなどに取り組んだ。
3Rプロジェクトは、自園の畑で草むしりをしていたときに、「集めた草のゴミってどうするの?」という園児の一言から、環境問題に関心を持った。段ボールで手作りしたコンポストに生ゴミを混ぜ、ゴミが土に戻る様子を観察=写真。1カ月経つと、土に白いカビが発生し、顕微鏡で覗くと「小さな虫がいっぱい」と驚いた。その後、市資源化センターを訪れ、実際に缶やペットボトルの圧縮工程などを見学した。
大塚裕子副園長は「リアルな体験をさせる保育を心がけている。今までやってきたことが専門家に評価されて嬉しい」と喜びを語った。
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