タイ王国で9月15日から28日まで開催された女子サッカー「AFC U─16女子選手権タイ2019」に愛川町出身の箕輪千慧選手(日ノ本学園高校1年)が日本代表として出場。日本代表は同大会を優勝し、FIFA U─17女子ワールドカップ インド2020への出場権を獲得した。
アジア周辺8カ国が参加した同大会。日本代表の初戦は15日のオーストラリア戦だった。箕輪さんもスターティングメンバーとして出場したが、互いに譲らずスコアレスドローだった。
日本代表は2戦目のバングラディシュを9対0で破ると、3戦目のタイにも8対0と快勝。準決勝の中国に2対0で勝利した。
決勝戦の相手は強豪の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)。前半にPKで先制されるが、苦しい時間を耐え抜き同点に追いつくと、前半のうちに2対1と逆転。後半猛追をかける北朝鮮を抑え、日本代表が同大会4度目の栄光を手にした。
箕輪選手は準決勝と決勝にもフル出場。攻守両面で重要なポジションであるMFとして、活躍した。
箕輪さんは、愛川町のハリマオSCで小学校卒業までサッカーを学んだ。
同SCでは男子と女子が一緒に練習を行うが、齋藤増雄監督は「箕輪選手は小学生の頃から瞬発力が素晴らしく、チームでもトップクラスだった」と振り返る。同SC出身で初の日本代表としてプレーする箕輪選手に齋藤監督は「今大会でも得点につながる素晴らしいプレーを見せてくれた。2020年のU─17ワールドカップの日本代表にも選ばれるように、自分のストロングポイントを活かして、思い切ったプレーをしてほしい」とエールを贈る。
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