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台風19号6700人が避難  断水停電も 人的被害はなし

社会

公開:2019年10月18日

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(上)相模川沿いの旭町健康広場のテニスコートに流されてきた巨木
(上)相模川沿いの旭町健康広場のテニスコートに流されてきた巨木

 10月12日に関東地方に上陸し、東日本を中心に大雨と強風による甚大な被害をもたらした台風19号。本紙発行エリアとなる厚木市・愛川町・清川村でも多くの住民が避難所へ身を寄せ、市町村職員や消防団員らは不眠不休で対応にあたった。被害状況も明らかになり、16日現在でも通行止めなどの措置が続く地区もある。各地の被害状況をまとめた。

厚木市

 厚木市では12日午前6時に市内18カ所に避難所を開設。市は相模川の氾濫に備え午後1時半に相模川、2時半に中津川・小鮎川・荻野川・玉川沿いの地域に警戒レベル4の避難指示を発令。避難所も47カ所となり、最大時(午後9時)には2424世帯5709人が避難所へ身を寄せた。市職員は1065人体制で対応。被害は倒木や冠水などが主となり、15日午後5時現在で合計116件。市内の瞬間最大風速は26・2m、1時間の最大雨量は37・5ミリ。市内に通行止め等はなし。

愛川町

 愛川町では台風に備え、10月11日午後3時から避難所が開設された。町危機管理室によると、指定避難所9カ所や町福祉センター、農村環境改善センター、町内行政区の自主的な避難所で合計915人が避難した。

 また、土砂の流出などで南山林道が通行止めとなっている(16日現在)。

清川村

 清川村では、12日午前6時から避難所3カ所が開設され、合計102人が避難した。宮ヶ瀬地区では約90世帯で停電が発生したほか、導水管の損傷により煤ヶ谷地区で約1100世帯が断水。村内各地でペットボトルや給水車による水の配布が行われた。村まちづくり課によると、破損個所の接続が完了し給水が順次再開しているという。また、県道514号では、土砂や木が道路をふさぎ通行止めが発生(現在は解除)したほか、土砂崩れで県道70号が通行止めとなっている。

県の情報受付窓口

 神奈川県では14日から台風19号に関する情報受付窓口を開設。県民から被害や応急対応が必要な情報を受け付けている。

 窓口は県ホームページ(http://www.pref.kanagawa.jp/)のトップ画面にある情報受付窓口へ。

(下)愛川町と清川村を結ぶ県道514号の土砂流出跡
(下)愛川町と清川村を結ぶ県道514号の土砂流出跡
宮ヶ瀬ダムの台風後の放水の様子
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