厚木フュージョンスポーツクラブ(石田正人代表/厚木市妻田北)に所属する石田美咲希さん(睦合東中1年)が、昨年12月に東京五輪の舞台と同じ有明体操競技場で開催された世界年齢別トランポリン競技大会で、銅メダルを獲得した。
銅メダルを獲得したのは、大阪府在住の選手とペアを組んで出場した女子シンクロナイズド競技13―14歳の部。息の合ったパフォーマンスを見せ、シンクロ性と技の難易度が評価され、高得点をマーク。見事3位に入った。
石田さんは、一昨年ロシアで開催された世界年齢別選手権の11―12歳の部に同じく日本代表として出場。思うように力を発揮できず、今大会前には「前回は初めてだったので緊張してしまい、練習の成果を出せなかった。今年は指先からつま先まで集中した演技をしたい」と、決意を話していた。
個人でも4位入賞
今回は、女子個人競技13―14歳の部にも出場。惜しくもメダルは逃したものの4位入賞を果たし、現時点の力を出し切ったようす。「本番は緊張せず、練習よりもうまくできた。前回大会では結果が残せなかったので、今回は入賞できてうれしい」と、満足そうに話した。
父親でコーチの石田代表は、美咲希さんを「コツコツ練習するタイプ。柔軟性があり、技の美しさが秀でている。まだまだパワーが足りないので、これからつけていってほしい」と評価する。
石田さんは、公益財団法人日本体操協会トランポリン強化本部から、東京の次のパリ五輪に向けた2024年特別強化指定選手に選ばれている。
2歳からトランポリンに触れ、ハードな練習も「苦にならない」という13歳が、夢のオリンピック出場に着実に近づいていく。
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