厚木市を中心に愛川町、清川村の公共施設予約など、生活に密着した各種インターネットサービスが利用できる「マイタウンクラブ」。現在、社会環境の変化に合わせた全面的なリニューアルが進んでいる。
厚木市が運営するマイタウンクラブは、地域内の公共施設予約をはじめ、厚木市文化会館のチケット予約、講座予約、地域SNSなどの8つのシステムを統合し、2005年に開設されたインターネットサービス。マイタウンパスポート(個人用)に登録をすることで、各種サービスが利用できる。愛川町と清川村もシステムを共同利用しており、約10万件が登録されている。
同HPは2015年にスマートフォンに対応。しかし、近年のモバイル端末の普及率の高さに伴い、画面構成や操作性などが課題となり、全面的な見直しとリニューアルが進められている。
リニューアルに先立ち、2018年に図書予約の新システム運用を開始。また昨年8月には地域SNSに代わり民間事業者の運営するSNS・マチマチを導入。12月には子育てサポートAYUKOの登録店舗情報の発信を開始した(マチマチ・AYUKOは、現在のあつぎ地域SNS、お店・サービス情報の終了後にHPにリンク予定)。今後は講座予約システムなどが4月にリニューアルされる。
構築費は約2846万円で、年間の維持管理費が約76万となる。
公共施設予約6月分から運用
登録数5万件、システム内で最大の利用者数となる「公共施設予約システム」。6月分(3月からの申し込み分)から新システムの利用となる。
新システムではスマートフォンから簡単に予約申し込みができるようになるほか、任意のキーワードで施設等が検索できる機能が追加される。
新公共施設予約システムを利用するには再登録が必要。市は現在の登録者宛てに、今月下旬から登録案内を発送する。市情報政策課では、システムに登録済みの名前・住所に変更があればHPでの修正をと呼びかける。
臨時登録窓口
厚木市役所・本庁舎4階大会議室で2月8日(土)、新公共施設予約システムの臨時登録窓口が開設される。時間は午前9時から正午まで。持ち物は送られてきた登録案内と身分証明書。以降は各施設での再登録も可能となる。問合せは市情報政策課【電話】046・225・2459へ。
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