▽厚木市内にある23の小学校、13の中学校のPTAからなる厚木市PTA連絡協議会。子どもたちが安心して成長できる環境の整備のほか、教育関係者への提言、教育研究発表会などを行っている。同会の会長に5月9日付で就任した。「まずは楽しく」を掲げる。「引き続き会のスリム化を進めたい。誰かに負担をかけてしまうのではなく、本当に必要な事業を見直して、楽しく活動ができて、ストレスのないPTAを作りたい」と意気込む。
▽PTA活動に参加したきっかけは一本の電話だった。「校長先生から直接電話がかかってきて頼めないか」と。その校長が自身の小学校時代の恩師であったこと、会長選びが難航していることを察知し快諾した。それから約10年にわたりPTA活動に参加。現在は小鮎中のPTA会長を務める。会長として、時には学校と保護者の間に立たされることもある。それでも役割を全うできるのは「志ある子どもを育てたい」という強い想いから。「子どもは希望でしかない」と話す言葉は力強い。
▽生まれも育ちも厚木市飯山。小鮎幼稚園、小鮎小、小鮎中に通った生粋の小鮎っ子だ。4人の子宝に恵まれ、子どもたちも同じ母校に通う。一度、香川県で就職したが、厚木に戻り起業。現在は全国の大学と提携して、新商品の開発などに携わる。3つの会社を経営し、PTA活動にも参加。常にフル稼働だ。
▽「PTAは子どもの成長を近くでサポートできる大切な組織」と強調する。大変なこともあるが「自分が困って学校がうまく回るなら良い」ときっぱり。そして、先生に寄り添うことが大事と考える。「学校には『困ったらいつでも声をかけてね』と伝えている。学校を良くするためにしっかり組織化して取り組んでいきたい」
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