新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組む医療従事者へ向け、感謝の気持ちを届ける特別列車「Ｔｈａｎｋ ｙｏｕロマンスカー」が８月10日に実施され、厚木市内を走行した（＝写真）。
同車両は「Ｔｈａｎｋ ｙｏｕプロジェクト」として、小田急電鉄株式会社が企画。沿線に住む家族39組を無料で招待し、医療従事者への感謝の象徴と言われる『青色』のロマンスカー・ＭＳＥ（６００００形）で小田急線全線を走行するというもの。
当日は、厚木市船子の社会医療法人社団三思会（野村直樹理事長）の有志20人が病院の近くの線路沿いにある同院駐車場に集合。午後１時27分にＴｈａｎｋ ｙｏｕロマンスカーが新宿方面からやってくると同所を徐行しながら通過した。事前に準備した病院の横断幕や手製のプラカードを乗客に向かって振り、その思いに応えた。
三思会・東名厚木病院の山下巌院長は「ロマンスカーを走らせてくれた小田急電鉄（株）をはじめ、応援していただける皆様に感謝します。これからも地域医療を支えるべく頑張っていきます」と笑顔で話した。
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