愛川町の中津少年剣道同好会(渡部健太代表)がこのほど、公益財団法人全日本剣道連盟から少年剣道教育奨励賞を受賞した。
少年少女の剣道指導に長年にわたり、尽力した団体に贈られる教育奨励賞。受賞に渡部代表は「賞を頂けたのは、これまで中津の歴史を守ってきてくれた先生方と今の先生方のおかげだと思う。長く築いてきたものが評価された」と話す。
同会は、創部から40年以上に渡り、中津小の体育館を中心に稽古に励んでいる。小学生が11人所属しており、「みんな素敵な笑顔で元気に剣道をやっています」と渡部代表。週に2回の稽古を継続して行っていることが評価された。
今年は新型コロナウイルスの影響で、約5カ月にわたり稽古ができなかったという。「稽古を再開した時は、身体を動かすことで、なかった元気を取りもどしたような感じ。みんないきいきしていました」と、剣道ができる喜びをかみしめている。
厚木の剣道大会の個人戦で上位入賞者を出すなど、結果も残している同会。しかし、渡部代表は、「剣道を通して人間形成をしてほしい。そして、世の中に負けない明朗活発な子に育っていってほしい」と願う。会のモットーである「礼儀正しく・善い行いをする・稽古に励み強い体を作る」を胸に、子どもたちは今日も竹刀を振るう。
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