2020年10月1日現在の神奈川県内の保育所等利用待機児童数が1月15日に発表された。県内の待機児童数は2163人で、2019年同月と比べ1027人減少。厚木市は1人(同増減0)、愛川町は10人(同7人減)、清川村は1人(同1人増)だった。
厚木市は2018年から大幅に減少
2017年に145人いた待機児童は、2018年には30人、2019年には1人、2020年も1人と減少している。
要因として厚木市では、待機児童ゼロへの取り組みとして、2018年と翌19年に小規模保育施設や認可保育所を次々と開設し、全部で417人の定員増を図ったことが挙げられる。
また、保育士不足解消へ向け、2018年4月から「保育士復職等奨励助成金制度」を取り入れたほか、2019年度から保育士に年間一律6万円を支給する「あつぎ手当」も導入した。
待機児童は1人となったものの、保育所等への利用申込みをしているが利用できない児童を指す「保留児童数」は170人で、19年10月と比べて8人の減少に留まった。
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