清川村社会福祉協議会が昨年12月から、「フードドライブ」事業を行っている。
フードドライブとは、使いきれない食品を持ち寄り、必要としている人や福祉施設などを支援する活動。まだ食べられるにもかかわらず捨てられる「食品ロス」は、国内で年間600万トン発生しているといわれ、食べ物を無駄にしない取組みは全国的に広がっている。また、新型コロナの影響で食の支援を求める人も増えており、村社協では村と協力してフードドライブを開始した。
昨年12月1日から、保健福祉センターひまわり館1階の村社協窓口前や村役場本庁舎正面入口に食品回収ボックスを設置。村社協によると、この1カ月間で缶詰や米、乾麺、菓子、レトルトカレーなど249個、約64kgが寄せられたという。12月下旬には、食品を必要としている人への提供も行った。
村社協では今後も同事業を継続して実施する。寄付できる食品は常温保存が可能で賞味期限が2カ月以上あるもの。アルコール類や生鮮食品、賞味期限の表記がないもの、外装が破れているもの、賞味期限が2カ月ないものは受付できない。
なお、寄付された食品の保管が長期化して賞味期限が迫ってきた場合は、県のフードバンクかながわに提供するなど連携を図る。村社協では「食品の寄付につきましてご協力をよろしくお願いします。また、食品が必要な方はお気軽にお問合せください」と話す。詳細は村社協【電話】046・287・1118へ。
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