愛川町は4月19日、保育所に入所できない待機児童(4月1日現在)がゼロになったと発表した。統計が残る2007年度以降初めて。
待機児童とは認可保育所などに入所を希望し、保育の必要性が認められているにもかかわらず入所できない状態にある児童のこと。町では19年が14人、20年が4人、昨年は6人だった。
町内にある学校法人大橋学園「中津幼稚園」が、1日から「幼保連携型認定こども園」に移行した。この移行で、同幼稚園は新たに保育を必要とする1歳児からの児童の受け入れを始めたことで枠が拡大し、待機児童の解消につながった。
町子育て支援課の担当者は「今後も保育サービスの充実や子どもが安心して預けられる保育環境の整備に官民連携のもと取り組んでいく」と話している。
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