任期満了に伴う愛川町長選挙(6月7日告示、12日投開票)に新人の今鉾君雄氏(62)=田代=が、無所属で立候補する意向を正式に表明した。5月20日、厚木市役所内の記者クラブで会見が開かれた。(5月24日起稿)
今鉾氏は「外猫の避妊去勢活動で野良猫に対する助成金制度が大きく変わり手術件数の激減に繋がった。この件について、問い合わせや質問等への町の不誠実さを痛感。町政の予算配分を調べると財源の使用目的に疑問が多い。町民の意見に耳を傾け誠意ある町政をつくりたい」とした。
重点政策として第1に上げたのが「町民の生命財産を守る危機管理能力の向上」。新型コロナウイルス対策と公衆衛生全般のきめ細やかな対策の実施、アフターコロナへの移行の問題点を予測しその準備、災害対策の総点検を行いコロナ禍での対応の準備を掲げた。教育面では「小中学生が楽しく学べる環境を整え推進」を示し、学習支援として町独自で企画し対面授業に加え動画配信サービスの活用、総合的な学習として動物(ヤギ等)を介したふれあい教室の実施を掲げた。また、ゴミ収集所の整備など生活環境面での取り組み、様々な弱者対策、町民に信頼してもらえる役場組織の構築などを掲げた。
今鉾氏は厚木高校、東京農工大学を卒業。塾講師・経営、動物病院勤務などを経て、田代で動物病院を経営している。
同町長選には現職小野澤豊氏(69)、新人の小島淳氏(41)が立候補を表明している。
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