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全身MRI検査で癌の早期発見を目指す 医療法人社団藤和会 厚木佐藤病院
強い磁石と電磁波を使って体内を断面描写する「MRI」。整形外科領域や脳梗塞などの脳血管疾患に使われてきた検査だが、近年は病気別の撮影法が次々と発明され、アルツハイマー型認知症による海馬傍回の萎縮を測定する撮影法なども実用化されている。そこで注目したいのが、全身MRI検査。厚木佐藤病院で全身MRI検査を担当している曾根臨床検査センター長に聞いた。
「全身MRI検査は日本人医師により発明された撮影法で、がん組織と正常組織の細胞密度の違いによる水分の動きの差を利用することで悪性腫瘍を発見する検査です」と曾根氏。高度な機器が必要なため、神奈川県内でも行っている医療機関はまだ少ないという。
全身のがんの画像検査というとPET検査が有名だが、どのような違いがあるのか。曾根氏は「全身MRI検査は放射線被曝が無く繰り返し行えること、短時間、PET検査に比べ安価であることが特徴です。但しPET検査同様にMRI検査で異常が見つかっても全てが悪性腫瘍ではない所が注意点。左の写真でも左右に集積がありましたが、内視鏡などの追加検査で、赤矢印は肺癌であることがわかり手術、緑矢印は炎症による変化であることがわかりました。この様に見つけるだけの画像検査ではなく精密検査や治療につなげる体制があることが当院の特徴。全身MRI検査を通して質の高い地域医療を目指したい」と話す。
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