厚木に愛着のあるメンバーが集まり、地域の活性化・魅力向上に向けた活動を行う「あつぎエリアマネジメント」(向島史朗代表理事)が7月に設立。この9月から本格的に活動を開始する。
エリアマネジメントとは、国土交通省や内閣府が推進する、民間が中心となって、地域の価値の維持・向上、まちづくりや地域経営を主体的に行う、ソフト面からの積極的な取り組み。全国に活動が広がっている。
あつぎエリアマネジメントも「街の課題解決に取り組み、街をより良くするために何ができるか」という思いから、これまでに、様々な形でまちづくりに携わってきたメンバーが集まり、設立準備が進められた。向島代表は「街づくりは終わらないもの。今までの団体にとらわれず、新しいものを取り入れ、更に良いものにしていきたい」と設立への思いを話す。
「担い手」創出も
掲げられた理念は「私たちのまち”あつぎ”を、”あつぎ”を愛する全ての人にとって、『明るさ』と『豊かさ』を感じられるまちにする」。設立前から街の清掃活動、田植え事業などを行っていたが、今年7月の新型コロナ第7波の影響で年度の事業計画は再検討へ。今後は賑わいの創出として「マルシェの開催」をはじめ、地域の清掃活動、SNSなどを活用した情報発信、行政関連イベントへの協力を行っていく。また、長期的な活動に向けて、街づくりの担い手の創出にも力を入れるとし、会員募集も進めていくという。
向島代表は「厚木は自然と都市が交わる『ちょうど良い街』。市民目線から街の魅力を引き出していきたい」と話した。
【設立7社】清隆産業(株)/(有)グッドネス/(株)藤井商会/(株)アドペック/(有)厚木トキワヤ/(株)大塚庭園/小田急電鉄(株)
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