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神奈川県がん診療連携指定病院 医療レポートNo.39 「検診が死亡率を下げる」 取材協力/東名厚木病院
いまや国民の2人に1人が罹患し、3人に1人が亡くなる「がん」。毎年9月は(公財)日本対がん協会の定めた『がん征圧月間』であり、様々な場面で「がん検診」の重要性が訴えられている。そこで、2020年に神奈川県がん診療連携指定病院となった社会医療法人社団三思会・東名厚木病院の日野浩司本部長に話を伺った。
「がん検診の受診率が上がることで、がんの死亡率は下がります。県の受診率は全国でも低いですが、県内市町村では清川村が1位、厚木市も比較的上位です。早期発見・治療の為にも検診は毎年受けましょう」と日野医師は呼びかける。
同院によると、コロナ禍の受診控えで一昨年は3割ほど検診を受ける人が減ったが、今年は1割減にまで戻り、検診の重要性が再認識されてきているという。さらに健診センターだけでなく、クリニックから検診を進められるように体制を整えており、「定期受診のついでに、検診を利用してほしい」と日野医師は話した。
また同院では、2017年に19番目の基本診療科として認められた「総合診療科」にも力を入れており、「どこが悪いか分からない不安は、総合診療科で全身を診て専門科へとしっかり繋げてくれます。不安な事があれば相談を」と話した。
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