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鳶尾団地の商店街が12月3日と4日に風船で飾られ、プロジェクションマッピングが投影された。商店街の一角を拠点に活動するコミュニティカフェ荻野のメンバーが企画した。
広場いっぱいに付けられた風船は東京工芸大・森田研究室の学生が設置したもので、夕暮れの空を背景に揺れる風船の光景を多くの住民が見上げた。同研究室はこの秋に開催された写真展「Tobioギャラリー写真まつり」も主催しており、その縁もあって今回のイベントに参画した。
広場に面した25-2号棟の壁には、カウントダウンとともにプロジェクションマッピングを投影。音楽とともに桜や花火、鳥など四季の風景などが、約10分間にわたり映し出された。神奈川工科大・奥村研究室の学生たちの手によるもので、こちらも初の試み。準備期間は約1カ月と短かったものの、地元の商店などが協賛で支え、学生たちが形にした。映像に携わった野村大輝さん(創造工学部・ホームエレクトロニクス開発学科4年)たちは「プロジェクションマッピングは本来投影面の凹凸を生かすもので、今回は壁が平面という難しさもあった。初めての貴重な経験でした」と語っていた。
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