令和4年度市民防災研修会が1月21日、厚木市文化会館大ホールで開催され、約450人が参加。自然災害から身を守るために、最新の地震予知研究などについて専門家から学んだ。
当日は、固体地球物理学・地震予知学等が専門で、静岡県立大学と東海大学の客員教授を務める長尾年恭氏が登壇。「日本列島で今何が起こっているのか―地震活動を可視化し予測する地下天気図プロジェクト―」をテーマに講演した。
長尾氏は、最新の地震予知学研究を中心に話し、「活火山である富士山の現状」や「地震防災の基本は揺れで建物が倒壊しないこと」などを参加者に伝えた。
参加者らは真剣に聴き入り、講演終了後には会場内でシェイクアウト訓練も行われるなど、防災意識をより一層高めたようすだった。
市自主防災隊連絡協議会の宮田幸紀会長は「当市は県内でもいち早く市内全域で自主防災隊が組織された。講演を聴き自助の大切さを改めて考えてほしい」と話した。
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