今シーズンから「厚木はやぶさFC」の監督を務める 久保山 由清さん 厚木市中町在住 46歳
「魅力あるサッカーを示す」
○…2023シーズンから関東サッカーリーグ2部に臨む「厚木はやぶさFC」の監督に就任。4月2日(日)の開幕に向け、チーム作りを進める。チームについて、「まず、みんな仕事を抱えながらもグラウンドで直向きにサッカーに取り組む姿に感動した」。続けて「若くてサッカーに真摯に向き合う選手が揃っていて、目指すサッカーができると確信している」と自信を示す。
○…静岡県出身。小3で地元少年団に入団。その後、多くの日本代表を輩出した名門・静岡学園サッカー部に入部し、名将・井田勝通監督との出会いがサッカー観を変えた。卒業後、横浜フリューゲルスに入団。3年目に大ケガを負うが、乗り越え、4年目に大活躍。優勝に貢献した。「逃げたくなかった。また、仲間や当時から付き合っていた妻の支えが本当にありがたかった」と振り返る。その後、清水に移籍。引退後も同チームのアカデミーから指導者の道へ。直近はトップチームコーチも務めた。
○…娘二人は東京暮らしで、夫人を静岡に残し単身赴任中。「家族皆応援してくれている。寂しくなったら、東京に集まって食事でもしますよ」と笑う。厚木の印象は?「シロホルモン?食べたい!」と即答。「釣り好きなのでぜひ鮎釣りなどにも挑戦したい」と、楽しみにする。
○…現在は、コンセプトを落とし込んでいる最中。躍動感を持ってアグレッシブに最短でのゴールを目指す一方、切り替えの早い魅力あるサッカーを標榜する。「観に来た人が『よかった』と思える、もっと応援したくなるプレー、結果を示さなければならない」と語気を強める。「まだ未熟ですが、地元のチームとして、応援・サポートをお願いしたい」と、最後は笑顔で語った。
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