新年度を迎え、入学・入園をはじめ、就職や異動など、新しい環境での子育てがスタートする。厚木市内の保育サポーターグループ「保育サポート・キラキラ星」(高橋美智子代表)でも、新年度の活動が始まった。
保育サポーターとは、地域で助け合い、地域で子育てを支援するという考えのもとおこなわれている有償ボランティアのひとつ。キラキラ星は2001年に県主催で行われた保育サポーターのセミナー参加者が集まって発足。活動開始から20年以上にわたり、保育支援活動を続けている。
「一緒に育てる」
キラキラ星のメンバーは現在、40代から80代までの8人。全員が保育サポーターの有資格者で子育て経験者。なかには保育士の有資格者もいる。市のファミリーサポートセンターと同様のサービスを提供するが、保育サポーター宅での預かりだけでなく、依頼者の自宅で保育サポートを提供することもできるのが大きな特徴だという。「一緒に育てるという思いでサポートしています。メンバーも年齢を重ね、ゆったり包み込むような安心感を大切にしています」とメンバーは話す。
舞い込む依頼はコロナ禍などで減少傾向にあるも年間で300件以上。多い時には年間2000件以上になったこともある。内容は保育園や幼稚園の送迎に始まり、1〜2時間程度の短時間の一時保育が中心。「保育のリフレッシュにも利用されています」という。またコロナ禍の現在では、テレワーク中に自宅で子供を見てほしいなどの依頼も増えている。
利用を終えた家族と、親交が続くのも活動のやりがい。メンバーのひとりは「昔は地域で子育てをしていた。私たちも子供と一緒に成長してきました。ありがとうの言葉が嬉しい」と笑う。
高橋代表は「子どもが好きというメンバーが集まって20年以上が過ぎました。みんなまだまだ元気。これからも活動を続けていきたい。お気軽にご相談ください」と笑顔で話した。保育料金は1時間800円から(時間・曜日による)。
保育サポートに関する問い合わせは同グループ【電話】046・221・3674高橋さんまで。
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