愛川町の両向造林組合(菊地原孝組合長)が5月21日、半原にある町有林で神奈川県が花粉発生対策として生産している花粉を飛ばさない「無花粉スギ」の苗木の植え付けを行った。
植栽は森林の更新および苗の植栽技術継承を目的にしたもので、町森林組合の指導で行われた。町内では、昨年に続き2度目の植栽となる。
この日は、同造林組合の組合員約30人と指導役の森林組合職員、小野澤豊町長が参加し、宮沢林道沿いの斜面に高さ約50cmの苗木300本を植え付けた。菊地原組合長は「今後も取り組みを継続し、無花粉スギをさらに広げていきたい」と話した。小野澤町長は「このような取り組みは継続が大切。皆さんと協力し、環境に配慮した森林整備を進め山を守っていきます」と話した。
同造林組合はこれまで約0・63ヘクタール、1800本を植栽。今年度は0・35ヘクタール、約千本を予定している。
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