厚木・愛川・清川 社会
公開日:2023.06.09
こどもが虫歯治療に挑戦
歯と口の健康週間始まる
歯科治療と口腔の大切さを子どもから大人まで広く知ってもらいたいと、(一社)厚木歯科医師会(堀真治会長=人物風土記で紹介=)が6月4日、「歯と口の健康週間」に合わせた啓発イベントを開催した。コロナ禍を経て4年ぶりの実施。事前予約制で約70人が参加した。
目玉は、小学生以下を対象とした「なってみよう!子供歯医者さん」。白衣に身を包み治療体験を行う人気イベントで、歯科を身近に感じてもらうことで「歯医者嫌い」を減らす目的もある。
実際に治療に用いられる器具を用い、虫歯を特殊樹脂で固める「CR充填」に挑戦。「これなに?痛くない?どうやってくっついてるの?」など、歯科医師に質問しながら興味津々。瞳をきらめかせ真剣な面持ちで取り組んでいた。参加した市内在住の男児は「面白かった。大きくなったら歯医者さんになりたい」と笑顔で話した。
また、矯正専門医の歯並び相談、歯科医師による「お口相談」では、暮らしに合わせたケア方法などを助言。厚木総合専門学校歯科衛生学科の学生も協力し、ブラッシング指導も行われた。
堀会長は「お口の健康が毎日の暮らしを支える。コロナ禍で受診控えしていた人も多いよう。地域には信頼できるたくさんの会員がいる。気軽に、早めの受診をしてほしい」と呼び掛けた。
同日、協会管区内の愛川町では歯の無料相談を実施した。
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