愛川町を拠点とする愛川工業クラブ(会員数43社/川合章夫会長)は6月23日、創立50周年記念式典を愛甲商工会館で開催した。会員らが出席し、クラブの節目を祝った。
同クラブは、内陸工業団地造成(愛川町中津)で進出してきた企業と既存の地元企業との交流の場として1973年6月に設立された。当時の会員数は77社だった。
当初は、会員企業をはじめ町外企業などの工場見学や水泳大会・ゴルフ大会などの従業員福利厚生・親睦などを行ってきた。しかし約25年前からは、親睦主体だった活動から方針転換。町内企業のほか近隣地区にある企業との情報交換、外部講師による勉強会など地域経済の活性化を目指すための活動へと変わった。
最近では、YouTubeやWeb会議の活用セミナー、IT導入補助金セミナーなどを開いている。また、会員企業の成果を聞き自社に生かす取り組みなど、小規模企業の若手経営者向けの勉強会に力を入れている。
この日に行われた記念式典には、小野澤豊町長、渡辺基町議会議長、難波達哉県議会議員、佐藤圭介県議会議員、佐藤知一県議会議員、中村美好愛甲商工会会長ほか会員など29人が出席した。
あいさつに立った川合会長は「50年の間に経済状況には様々な変化がありました。クラブも同様に変化して今があります。今後もセミナーや企業視察などに重点をおき、会員企業の経営発展と地域経済の活性化に寄与していきたいです」と抱負を語った。
その後、同クラブ発足当時からこれまでの取り組みなどを写真で振り返った。また、5代会長の瀧亀久男さん(89)が功労者表彰を受けた。
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