清川村立緑中学校(松田拓也校長)で7月18日、「あすチャレ!ジュニアアカデミー」が行われた。これは、スポーツを通じて共生社会への気づきや学びを提供するプログラム。パラアスリートを講師に迎え、対話やゲームを通じて「自分には何ができるか」を考える機会の創出を目的にしている。日本財団パラスポーツサポートセンターが主催。
講師を務めたのは、陸上や車いすバスケットボールパラアスリートの永尾由美さん。永尾さんは子どものころのケガをきっかけに車いす生活になった。ソウルパラ五輪ではスラロームで金メダルを獲り、引退後はパラスポーツの普及活動や講演活動に従事している。
永尾さんは「障害があるから大変ではない。どうやったら出来るかを考えながら生活をしている」と、困難に立ち向かう姿勢の大切さを生徒に説いた。その後、生徒が考えたルールのスラロームゲームで交流を深めた。生徒の1人は「この教室で、何事も全力で取り組むことや新しいことへのチャレンジの大切さを学びました」と話した。松田校長は「困っている人などが目の前にいたら、かわいそうではなく、自分ごととして行動に移せる人であってほしい」と話した。
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