8月23・24日のシンガポールでの世界大会に出場するジェラート職人 加藤 豪さん 厚木市七沢在勤 51歳
七沢の盛り上げに一役
○…にっぽんの宝物JAPANグランプリで準グランプリを受賞したジェラートを、「青空と大地七沢温泉食の市」内の「GELATO 808」で提供するジェラー ト職人。8月22日には同グランプリの世界大会に出場するためシンガポールに旅立つ。受賞商品は、地元の黄金井酒造の貴醸酒を練り込んだ「GELATO 7」。七沢にかけて「7」とネーミング。「静かに過ごせる老舗旅館が多いこの地の雰囲気に合わせてピッタリの大人のジェラートができた」と自負。「808」は808種類のジェラート開発をめざす。
○…高1の頃、池袋にできた専門店で初めてジェラートを口にし衝撃を受け、即バイトから弟子入り。以来美味しいジェラートを探求し続ける。「自分にとっては料理と同じで、様々なタイミングや作り手で味が変わり、奥が深くて繊細。逆にいろいろな味が作れて楽しい」と笑う。
○…生まれも育ちも東京・国分寺。3女を儲け1人は独立。現在夫人と4人で暮らす。夫人の負担軽減と子どもとのコミュニケーションのため基本夕食は毎日作ってきた。家族は試作品の辛口審査員で「ありがたい存在」というが、「美味しいって言ってもらえるとうれしい」とはにかむ。
○…2019年の8月、イタリアからオファーを受け、現地で仕事するべく国内の店をすべて閉じた。ところがコロナ禍になりご破算に。路頭に迷う寸前のタイミングで同グランプリの受賞商品を七沢食の市の目玉にしたいと考えていたリンクボール(株)と繋がる。「七沢の地を一目で気に入り、縁だなぁと。感謝しています」。「七沢のフルーツや野菜など食材を使ったジェラートを流行らせて盛り上げていきたい。世界大会?グランプリ獲ってきます」
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