厚木市はゴミ袋の有料化を行わないことが決まった。
9月8日の市議会一般質問で今後の方針について質問があり、山口貴裕市長が「ごみ排出量は市民や関係団体の協力により削減目標達成に向け順調に推移している、有料化の導入は必要ない」と答えた。一般質問では複数の市議からごみ収集の有料化に関する質問が寄せられ、7月の市議選ではその是非が論点の一つに挙がっていた。
市の一般廃棄物処理基本計画では、ごみ排出量に応じた負担や、排出抑制のため有料化の検討を盛り込んでおり、すでに有料化した自治体の排出量の分析や、実施した場合のシミュレーションを行うとしている。計画ではこのほか、せん定枝の資源化推進や生ごみ減量など様々な策を掲げてきた。
家庭ごみの削減目標は2002年の1人1日の排出量767gを、2026年までに半減させること。一昨年の実績は419gの削減目標に対し426g、昨年度は410gの目標に対し412gと、ほぼ達成に近い結果だった。
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