愛川東中学校(高山真一校長)で9月20日、フィリピンから来日した生徒が現地にある「フィリピン日系人会インターナショナルスクール」の授業にオンラインで参加した。
同中学校には外国につながりのある生徒が89人いる。高山校長が言葉の壁などで苦労する生徒のために海外の学校との交流ができないかと模索していた時、JICA横浜の職員からフィリピン大使館が日本の学校と交流の機会を求めているとの情報を聞き、話を進めた。今年9月、同校とフィリピン大使館や現地の学校と覚書を締結。トライアルとして10月中旬までに4回、同中生徒が現地の授業にオンライン参加することになった。
初の授業に参加したのは、フィリピンから来日した2年生と3年生の女子生徒。この日は植物に関する授業で、2人は現地の生徒による研究発表を聞いた。「最初は全体の流れが掴めなかったが、現地の先生が詳細に解説をしてくれたので良かった。楽しく参加できた」と2人は話した。高山校長は「始まったばかりなので今後、現地の学校とミーティングを重ね、良い学びになるようにしていきたい」と話した。
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