厚木市立北小学校で10月14日、市交通安全母の会依知北支部主催の自転車安全運転教室と自転車免許証の交付が行われた(市交通安全の会連絡協議会共催)。同免許証の発行は、主催者では初の試みとなる。
座学や実技を通じ、自転車運転のルール等交通安全教育を行い、自転車免許証を発行することで交通安全意識の高揚を図ろうと実施された。
当日は、同小学校や厚木警察署、市交通安全指導員協議会も協力。自転車に乗る機会が多くなる小学3年生から6年生を対象とし、今回は20人ほどが参加した。
まず体育館で同署員が講師となり約1時間スクリーンを使い、座学を実施。その後校庭に出て、一般道路に見立てたコースで交差点や狭い道路、駐車車両があった場合の通り方などを確認しながら、一人ずつ走行。署員がチェックし、ゴール後各自に運転に関する注意点などを話した。
終了後、全員に免許証を発行。受け取った子どもたちは喜んでいた。
主催者では「免許証欲しさに積極的に安全運転に取り組んでくれれば」と話し、市など関係者らは「今回をモデルケースとして、市内各地にこの事業を拡大してくことを検討している」と話していた。
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