厚木はやぶさFCの新監督に就任した 小笹 健二さん 横浜市在住 45歳
将来を見据え成長を見守る
○…新シーズンの厚木はやぶさFC監督に就任した。チームは昨シーズンに続き関東サッカーリーグ2部を戦う。23・24シーズンと同チームでコーチを務めており、状況は把握。「若い選手が多く、サッカーに真摯に向き合っている者ばかり。将来が楽しみ」と笑顔。その上で、「もちろん新シーズンの目標は昨年あと一歩で逃した1部昇格」と断言する。
○…鎌倉市出身で、サッカーとの出会いは小2の時。地元にあったチームに友だちが入っており続いた。当初はあまり勝敗にこだわっていなかったというが、中学生では全国大会に出場したり県選抜に選ばれるほどに成長した。転機は桐光学園サッカー部への入部。中村俊輔さんと同学年で周りも実力者ばかり。その中で切磋琢磨するうち、高いレベルの技術とともに強いメンタリティも身についた。結果、スピードに乗ったドリブルと強靭な肉体で社会人まで活躍した。
○…現在は金沢八景で夫人と高1と小4の息子2人と4人で暮らす。長男には現役のプレー姿を見せられたそう。しかし子育てはほとんど夫人に頼り切りで、「頭が上がらない」と感謝。それでも時間があれば子どもとの時間を作り、次男がサッカーチームに入っているため、出来るだけ試合観戦も。「挨拶がきちんとできて、人に迷惑をかけなければ、好きなことを自由にやってほしい」。選手を見る目にも繋がる。
○…昨シーズンはカップ戦で関東1部のチームに勝ったり、全国社会人大会に初出場して他地域の格上チームにも善戦した。「Jリーグを目指す中で現在の立ち位置も確認できた」と力強い言葉。「足りないのは『タフさ』『粘り強さ』。全員の共通認識として新シーズンに立ち向かう」
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