日本女子ソフトボールリーグ厚木SCの新監督に就任した 大場 彩香さん 厚木市飯山在住 28歳
「愛されるチームに」
○…4月の開幕に向け新チームを編成する中で、選手を続ける一方、新監督に就任した。「当初から10年を一区切りにしようと考えていて、その時を迎えたので引退も考えた。ただ辞めてもサポートはしたいと思っていたことと、まだ特に足に自信があるのでプレイングマネージャーを引き受けた」という。クラブ選手権優勝や日本リーグAブロック進出など達成できていない目標への悔しさも裏にはあるよう。
○…静岡県の袋井市で生まれ育つ。兄の影響で小1から少年野球チームに入団。中学ではソフトボール部に入りたかったがなかったため同じ球技のバスケ部へ。高校はソフトボールをやるための強豪校を選んだが、日本一は叶わず悔しさを味わった。高卒後厚木SCに入団。一昨年試合中の接触で腎臓破裂という大怪我を経験したが、めげる事はなかった。「何年やってもさらに上達する感覚があって」と笑う。「応援してくれる人たちもいるから」。
○…チーム入団と同時に厚木市に転居。「自分的には厚木は都会。すごく住みやい」と気に入っている様子。時間がある時は、服などのショッピングやドライブに出かけたりとアクティブに過ごす。現在は市内の企業で倉庫管理の仕事をしながら、ソフトボールに取り組む。「忙しいですが、会社がすごく配慮してくれている上、スタッフの方たちも応援してくれ、感謝しかありません」。
○…「チームは若い選手が多くなり、勢いや元気が前面に出て期待できる」。新コーチも迎え、今年は長打力もあり、機動力を活かしたチームに変貌するという。「周りのサポートに感謝し、愛されるチームづくりをします。満足する試合をするので、地元での試合はぜひ見に来てください」。笑顔がはじけた。
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3月14日