厚木市愛名にある保育園コスモスでは2022年から、野口聡一宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで栽培実験したバジルの種「うちゅうのたね」を保育の一環として育てている。また天体望遠鏡で月を観測したりペットボトルロケットを飛ばしたりと、宇宙を身近なものとして捉える指導を行う。これらの取り組みが、このほどJAXA宇宙教育センターのホームページにも紹介された。主に指導を担当するのは同園で10年以上保育士を勤める工藤裕子さん。工藤さんは園で「うちゅうせんせい」と呼ばれ、園児に大人気だ。
園児と一緒に5月6日に昨年、収穫したバジルの種を園庭に埋めた。園児らは「先生、この辺でいいの?」「種がとんでいっちゃった」と楽し気な声を上げていた。
工藤さんは「子どもたちが大人になる頃には、宇宙が今よりも、もっと身近なものになっている。宇宙飛行士だけではなく様々な職業と宇宙が結びつき、選択肢が増える中で今から宇宙を知っておくことは大事なはず」と話した。
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