オレンジ果汁の供給不足にともない大手飲料メーカーの一部の品が販売休止となっているなか、厚木市内で製造される「ポンジュース」は国産みかんを活用し、品質をさらに改良させた。
オレンジは生産国で猛暑などの天候不順で収穫量が減少。国内のメーカーも一部の商品が販売休止を決めた。ポンジュースシリーズを出すえひめ飲料(株)では、緑ヶ丘に広がる東京工場のほか、茨城、愛媛で製造している。ポンジュースシリーズで海外産のオレンジから国産みかんの配合を増やすリニューアルが行われ4月から順次商品が切り替えられている。
元々市場調査で分かる消費者の嗜好にあわせて改良を続けており、オレンジ原料の逼迫とタイミングが重なったという。
国産みかんの配合を増やし、ラベル表記も「オレンジ・みかん」の順番が逆になった。味は「甘みとこくが引き立つまろやか仕立て」に。従来はブラジル産のオレンジ原料を使っていたが、今後は他の国からの調達も品質を確かめながら検討するという
リニューアル後の価格は280ミリリットルが160円から190円となっている。
同社では「オレンジ原料不足にともなう報道もあり、追い風になっているかもしれない」と話している。
![]() 左のラベルが新しい表記
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