厚木の子どもたち30人と地元の絵画指導者9人が昨年描いた、横幅7・8mの「キッズゲルニカ」が次年度用の中学校美術教科書2・3下に掲載された。
日本文教出版の中学生の美術教科書で、「社会と関わる美術」のページに紹介されている。キッズゲルニカのほかにも東日本大震災をテーマとした作品や海岸清掃で集まったプラごみを使った作品も紹介されている。同教科書の別のページにはピカソが描いたゲルニカも載っている。
同社によるとキッズゲルニカは平和学習の取り組みであり「ページの趣旨に合っていること、地域からグローバルな世界に、という視点を養ってもらうため」掲載が決まったという。同社の美術教科書は国内で6割ほどのシェアがある。厚木を含む全国の教科書は8月末までに選定される予定で、厚木市では現在、光村図書出版の美術教科書が使われている。
キッズゲルニカは温暖化やプラごみに苦しむ動物、ウイルスやミサイルなども組み合わせた大作。これまでアミューあつぎや、上野の東京都美術館でも展示された。
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