荻野公民館・地区市民センター(厚木市中荻野)にこのほど、給水機が設置され、公民館利用者の喉を潤している。
これは厚木市とウォータースタンド(株)(本社・埼玉県)が6月19日に締結した「温室効果ガスの削減及び気候変動に適応したサステナブルシティの実現に向けた包括連携協定」により設置されたもの。給水機を設置し、マイボトルを推進することでプラスチックごみの削減、また自由に冷水を飲める環境を作ることで熱中症対策を図る。給水機は市内公民館をはじめ、アミューあつぎや保健福祉センターなど19カ所に7月末までに随時設置される予定。
同社とプラスチックごみ削減や熱中症に関する協定を締結する自治体は全国で5番目、県内では初となる。協定を結んだ山口貴裕市長は「これからは気温の上がる季節。熱中症の危険も高まるので、健康を守るためにも多くの人に利用してほしい」とコメントした。
公民館に設置された給水機は水道から水が引かれ、冷水と常温を選んで給水が可能。この日、公民館を利用した女性は、「公民館はサークル活動などで利用し、マイボトルも使っているので給水できるのはうれしい。子どもにも公民館で給水できることを伝えました」と笑顔で話す。市環境政策課では「暑いときの休憩をはじめ、水分補給にも施設を利用してください」と話した。
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